[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今年のニュースはほとんどがコロナ関連で占めていましたね。
今年の最後の記事です。
分かりやすいので、井口和基の公式ブログ 3 からの一部引用掲載です。
↓
今回の日本人の場合、どうしてここまで被害が少なかったか?というと
但しO型は皮膚がんや胃・十二指腸潰瘍のリスクは高い
B型とAB型の感染率が高い、重症化しやすいのはA型
下記について医師による説明があり、引用掲載させて頂きます。
↓
新型コロナウイルスには型があるって本当?
ほとんどのウイルスには型がありその型によって威力や流行の度合いも異なります。例えば、インフルエンザウイルスにはA型、B型、C型がありますが、毎年爆発的に流行するのはA型かB型でどちらの型が流行するのかも年によって変わります。インフルエンザウイルスなどと同じく、新型コロナウイルスにも型があるということが分かってきました。
新型コロナウイルスの型はS型、K型、G型の3種類です。新型コロナウイルスの症状が出るということに変わりはありませんがその症状の出現の有無やウイルスの強さなどにこのウイルスの型が大きく関係していると考えられています。この型が日本のコロナウイルス流行とどのように関係があるのかを詳しくご説明していきます。
新型コロナウイルスのS型、K型、G型それぞれ何が違うの?S型
まずS型ですが、この型は症状がほとんど出ない弱毒化されたウイルスの方であったとされています。2019年10月~12月というまだ、コロナウイルスという名前もニュースになっていない頃に日本で流行した可能性があると考えられています。特に日本ではこの該当する時期がインフルエンザの流行が始まる時期でもあったため、新型コロナウイルスに感染したことによる症状がインフルエンザとして考えられてしまったり、インフルエンザの検査をして陰性だった方には風邪として捉えられていた可能性が高いことも考えられています。実際、2019年末から2020年頭にかけてのインフルエンザの罹患者は少なかったとされています。
S型はウイルスが弱いということもあり、インフルエンザに対するウイルス干渉も弱かったとされています。つまり、コロナウイルスに感染した方はインフルエンザウイルスに感染しなかったことから、インフルエンザの感染者数が低かった可能性があります。
K型
k型はこのS型が変異したウイルスであるとしています。K型も無症状あるいは軽症のタイプで、2020年の1月頃に流行していたことが考えられています。こちらも、インフルエンザの感染者数が低かったことから、コロナウイルスが蔓延し、インフルエンザがはやらなかった可能性が指摘されています。
G型
中国の武漢で多くの死者を出し、その後米国やイタリアなどで爆発的な感染を引き起こしたのがこのG型であると考えられています。この情報は鳥インフルエンザ対策のために設立された国際イニシアチブ「GISAID」や日本のパンデミックの状況からも立証されています。また、現在日本で流行している型は今のところわかっていません。
以上
現在、新たに変異種が現れていますのが、いずれ分かるでしょう。
皆様、今晩わ
今回は、エイトスターダイヤモンドの話です。まずはHPを御覧ください。
↓
http://eightstar.co.jp/
このダイヤモンドは、市場にある様な?ただのダイヤモンドではなく、本当に特別なダイヤモンドです。(写真をお借りました。)
ファイヤースコープ(写真をお借りしました。)
世界で初めてファイヤースコープのお目にかなう?完璧なカットが完成したダイヤモンドで、1985年に誕生しました。
その結果、EAVと言う電子鍼灸器でリンパ系・神経系・血液循環・アレルギー系・臓器の変性・内分泌系・脳の7項目を測定した時、オール50に調整されます。
もう一つは、エイトスターダイヤモンドの意識指数が1000よりはるかに凌駕する無限大に進化して、我々の意識を引き上げる効能がある様です。
上記と関連して「EAV」の話をします。(ここからは、引用掲載です。)
「EAV」とは、「氣」を測る電子鍼灸器 として「Electro -Acupuncture accordig to Dr.Voll」の略で、ドイツの医師フォール博士が、西洋医学の他に中国に渡って東洋医学を学び、帰国後に理想的な医療を追求して、西洋医学と東洋医学の融合を目指した診断、治療用機器を1950年代に開発された。
現在では、ヨーロッパの医師を中心に、身体の診断や最適な薬品を選ぶ機器として、又は治療用に使用されている様です。
左手に上記の太い金属の棒を持たせて、そこに1.25Vの微弱電流を流し、右手の経絡ポイントから得られる「気」と思われるエネルギーの抵抗値を測定し、臓 器・器官の状態を分析することが出来ると言う、東洋医学で言われるところの「気」のエネルギー測定器。
人と物との相性を測る事も可能な測定器でもありま す。
“中庸”から“死”にいたる「氣」のプロセスはAからB→Cと高まり、突然Dに落ち、Eとなる
数値の意味
理想的な健康状態を示す抵抗値95,000オーム(Ω)が「50」に設定されており、この数値をはさんで体内の状態を測定できる。
この「50」の抵抗値は、自然治癒力が最も発揮されやすい状態を示し、55以上は気の病、47以下は身体の病であることが解明されている。
薬とその最適量選びの方法
全ての物質が固有の氣(エネルギー)を持っており、それらが測定される人にどのような影響を与えているかも測定できる。
従って、薬の種類とその量は、50の抵抗値のものを選定すると、自然治癒力を刺激し、最も高い効果が発揮される。
現代医療の薬やその量、健康補助食品の投与量は多すぎて、体調を著しく狂わせる。
同じ薬でも量によっては、目的に沿う効果的な薬とも、毒ともなる。
EAV所見
これまでに3万人以上の測定を行っているが、Bの状態(55~64)が最も多く、現代人の大人の平均値と言える。8歳位までの子供は、ほとんどが50である。
一般の大人で、全て50の中庸の人は、1000人に一人くらいの割合でいるが、皆人生の達観者のように落ち着き、柔らかい気をしている。
さらに、その気が深くなると、他の人々をも癒すエネルギー体にまで進化する。
医師ではない我々は、身体のどこに問題があるかを鑑定するのではなく、身体全体を自然治癒力に溢れたエネルギー体にすることを目的としているので、五臓六腑などは測らずに、上図の7ヵ所だけにしている。
リンパ系・神経系・血液循環・アレルギー系・臓器の変性・内分泌系・脳の7カ所だけを測定した時、ここが全て「50」の場合には、五臓六腑含め、身体の全てが50になることをつき止めている。
EAVは、人とものとの相性を測る最適な測定器で、これ以上のものは、現時点ではない。
以上
この「EAV」によって50になるものが、中庸で最高とされていて、この50になるのは何もエイトスターダイヤモンドだけではありません。
このエイトスターダイヤモンドを真似てカットした他のダイヤモンドも50になります。
また、食品でも、50になるものもあります。
しかし、24時間、年中無休で人の「気」を50の状態に維持出来る様な物質は、今の所、完璧に磨かれたダイヤモンドしかありません。
更に、2011年に意識指数CQが「無限大」の様に高い意識を持ったダイヤモンドに進化して、その様なダイヤモンドはエイトスターダイヤモンドしかありません。
人の「気」を24時間、年中無休で中庸にして最高の状態であるEAVで言う「50」の状態に癒し、人の意識を絶えず引き上げる?この様なエネルギーは、直接お金では買えないのです。
しかし、エイトスターダイヤモンドならば、お金で買う事が出来ます。
このエイトスターダイヤモンドを手に入れる事によって、そして、身に着ける事によってこの貴重な24時間年中無休の「癒し」と意識の引き上げのエネルギーを手にする事が出来るのです。
お金では買えないエネルギーをダイヤモンドと言う物質を通して買う事が出来ると言うチャンスがありながら、「高いから・・・・」と言って尻込みして、そのチャンスを失うのはあまりにも勿体なくて、人生にとっても本当に損なのです。
また、自分達で作ると言っても、その労力は途方もないものになります。と言うか?まず出来ません。
最初から、たとえ、高くても買うしかないのです。
自分達でこのエイトスターダイヤモンドそのものを創造する能力がないのですから、お金で手に入れられるとしたら、チャンスですし、買うしかありません。
このエイトスターダイヤモンドを購入した私の友人・知人は皆そろって買ってよかったと言います。
それが、1年経ち、3年、10年、20年と時が経てば経つ程、その有難さが実感出来ます。
こう言うとまるで宗教の勧誘みたいと言われるかも知れませんね。(笑)
(娘のエイトスターダイヤモンドの証明書と思われます。)
私達は身に着けて28年になります。
家族全員、身に着けています。もちろん娘達もです。
娘達は本当にまっすぐに育ちました。
このエイトスターダイヤモンドを身に着けていたら、自然治癒力が最も発揮されやすい状態ですから、コロナに感染しても回復が早いのではないかと思われます。
事実、私の場合は回復がとても早かったので、このダイヤモンドのお陰かなとつくづく思っています。
実に有難いダイヤモンドです。
この頃、話題が毎日コロナ関連で申し訳ないです。
分かりやすく重要な事なので、自身の為にも記録保持の為、またも引用掲載です。
↓
最新免疫学から分かってきた新型コロナウイルスの正体―宮坂昌之・大阪大学名誉教授
「サイエンスアゴラ2020」のシンポジウム「研究者と語ろう~新型コロナウイルス(COVID-19
)免疫学的視点×ウイルス学的視点~」(2020年11月21日開催)から―
宮坂昌之・大阪大学名誉教授
新型コロナウイルスが私たちの体にどういう反応を起こすか、特に免疫反応についてまず説明します。
この病気の一番大きな特徴は、感染してもあまり症状がないので気づかないことです。
従って知らずに人にうつしてしまいます。
約9割の人が軽症で済むけれども、約1割が重症化して1~3%ぐらいが亡くなります。
急激に患者さんが増えると、病院のベッドが一杯になって重症者も普通の病気も治療できなくなり、医療崩壊といわれる現象が起きかねません。
子供も大人も感染しますが、年齢が高くなるほど病気が重くなる傾向があるので、高齢者施設で集団感染が起こると、多数のお年寄りが亡くなります。
この新型コロナウイルスは、直径が0.1マイクロメートルと非常に小さく、ウイルス粒子の内部には遺伝子であるRNAが折りたたまれたように入っています。
ウイルスの表面にはSタンパク質あるいはスパイクタンパク質と呼ばれる釘のような構造が、1つのウイルスから100本ぐらい突き出ています。
このスパイクタンパク質が人の細胞の上にあるACE2というタンパク質と結合します。
新型コロナウイルス上のスパイクタンパク質が細胞上のACE2タンパク質に結合する仕組み(宮坂昌之氏提供)
このACE2は肺の上皮細胞に多量に存在します。
個人差はありますが、口の中、鼻の中の粘膜にも上皮細胞にも存在しますし、血管の内側を包む細胞や脂肪細胞にも存在します。
肺の上皮細胞にこのウイルスが取り付くことが一番多いため、主に肺炎を起こすことが分かっています。
ウイルスが細胞の中に入るための時間はわずか10分ぐらいで、細胞内でウイルスが増殖するには10時間ほどかかります。
1個のウイルスが細胞の中に入ると1000個ほどに増えるので、もし1000個の細胞が感染したとすると、1000×1000で100万個のウイルスが10時間後に出てくることになります。
私たちの体は自然免疫と獲得免疫の2段構えで守られている
私たちの体は2段構えの防御システムを持っています。それが自然免疫と獲得免疫です。
病原体が体の外から中に侵入しようとすると、少なくとも大きな3つの障壁、バリアがあります。最初の2つの障壁は自然免疫と呼ばれるもので、まず皮膚や粘膜に存在する殺菌物質が病原体の体内への侵入を防ごうとします。物理的、科学的バリアと呼ばれるものです。
ウイルスなどの病原体を防ぐメカニズム(宮坂昌之氏提供)
しかしそのバリアに穴が開いていますと、ウイルスはさらにその内側の層に入ってきます。
そこでは白血球の一部である食細胞が病原体を待っていて、病原体を食べる、あるいは殺菌物質を作って殺す――これが自然免疫です。
反応は早いのですが、免疫記憶は持っていません。
もし、この自然免疫だけでウイルスを防げないと、ウイルスはさらに中に入ってきます。
そうすると、自然免疫を突破した病原体に対して、白血球の中の2種類のリンパ球、B細胞とT細胞が主体となって抗体などを作る。そしてウイルスを排除する――これが獲得免疫です。
自然免疫は反応が早くても、一度出会ったものを覚えていません。
獲得免疫は反応が遅いものの、一度出会ったものを覚えているので、再び同じウイルスが入ってくると強く働いて排除します。
自然免疫は生まれた時から誰もが持っている機構、獲得免疫は生後発達する機構で、我々はこの2つのメカニズムを持っているためにウイルスと出会っても容易には感染しません。
恐らくウイルスは100個、200個ぐらい来ても、私たちはこのような免疫の仕組みを使って、撃退することができるのです。 ワクチンについて話します。
ウイルス感染を模した形でワクチンを接種します。
そうすると、最初に刺激を受けるのが自然免疫。
これが活性化すると、次に獲得免疫が働きます。必ずこういう順番です。
自然免疫が活性化されると、食細胞がウイルスを殺します。
獲得免疫が働くと、少なくとも3種類のリンパ球が働きます。
一番大事なのがヘルパーT細胞という獲得免疫の司令塔で、この細胞が例えばB細胞に指令を出すと、B細胞がコロナウイルスに対する抗体を作ってウイルスを殺します。
あるいはヘルパーT細胞が自分の兄弟であるキラーT細胞に指令を出すと、キラーT細胞がコロナに感染した細胞を殺します。
これらの4つの細胞が、順番に働くとウイルスが完全に体から排除されます。
ウイルス感染やワクチン接種に対する免疫反応の仕組み(宮坂昌之氏提供)
最初の段階の自然免疫だけでもウイルスを殺すことができます。
しかし自然免疫だけで感染を防げなかった場合は、獲得免疫の出番です。
これまで分かっていることは、先天的に抗体を作れない人でもこの病気から回復しています。
ということは、抗体は大事だけれども、抗体だけで我々はウイルスを排除しているのではなく、免疫の全てのメカニズムがウイルスの排除に効いているということになります。
獲得免疫で考えますと、私は抗体よりも、むしろ2種類のT細胞の方が大事なのかもしれないと考えています。
大事なことは、体の抵抗力、免疫力というのは、自然免疫と獲得免疫の両方を合わせたものであるということです。
抗体といっても善玉、悪玉、役なしの3種類ある 次に抗体について説明します。
皆さんワクチンを打つと抗体ができ、抗体ができるとこの病気が治るとお考えのようですが、抗体には実は、善玉、悪玉、役なしの3種類があります。
まず善玉抗体というのはウイルスを殺す、ウイルスの働きを止める抗体。
医学用語では中和抗体と言います。
一方、悪玉というのは、ウイルスの感染を促進してしまう、病気を悪くする抗体のことを言います。
役なしというのはどちらも持っていない抗体のことです。
抗体というのは善玉、悪玉、役なしの3種類がそろったものをいいます。 ほとんどのウイルス、例えばインフルエンザがそうですが、多くのウイルスによる感染症の場合、善玉抗体が主にできるために病気が治ります。
しかしエイズでは感染後に抗体はたくさん作られますが、ほとんどは役なし抗体ですのでウイルスを殺せません。
猫もコロナウイルスに感染するのですが、ウイルスのワクチンを作って猫に接種したところ、病気はむしろ悪くなりました。
調べてみると、抗体はたくさんできているものの、多くは悪玉抗体だったのです。
善玉抗体だけができるとは限りません。 どのくらい抗体ができているとか、多いとか少ないとかいう話がよく出ますが、抗体の量だけを測ってもあまり意味がありません。
善玉がどれくらいできたのか、ということをきちんと計らないといけないのですが、善玉抗体の測定は残念ながら民間の機関ではできず、高度の設備を持つ研究室しかできません。
新型コロナウイルス感染症の場合、軽症の人ほど作る抗体が少なく、重症の人ほど作る抗体の量が多いことが分かっています。
もし作られる抗体が善玉であったなら重症者にはなりません。
抗体量が多ければ、軽症者になるはずなのに逆の状況になっています。
一方、新型コロナから治った人をみると、善玉抗体ができているのは間違いありません。
重症者は抗体量が多いと言いましたが、おそらく善玉抗体以外の、例えば役なしの、あるいは悪玉の抗体もたくさん作られています。
それらのバランスがうまくいかないので重症になると考えられます。
知りたいのは、何が善玉、役なし、悪玉の抗体をそれぞれ作るかということです。
非常に大きな個人差があるようですが、どのような人がどのような抗体をどの比率で作るかは、残念ながらまだ分かっていません。
先ほど免疫が働くためにはB細胞だけではく、T細胞も大事という話をしました。
では、この新型コロナウイルスに関してT細胞は何をしているのかについて最近分かってきたことがあります。
世界7カ国で同様の知見が得られていますが、ウイルスに感染していない人の2~3割にウイルスに反応できるT細胞が存在するというのです。
これは免疫学者にとって驚きです。
普通は感染していない病気に対しては、その原因ウイルスに反応するT細胞はほとんど検出できないのですが、新型コロナの場合は感染していない正常人の2~3割に、既に新型コロナに対するT細胞がいるということなのです。
現在分かっていることは、このコロナウイルス反応性のT細胞は別の種類のコロナウイルスに反応してできたようで、こういう免疫を交差免疫と言います。
Aというウイルスに感染したらBというウイルスに対して交差免疫ができた、という言い方をします。どうもそういうことであるらしい。
現在、風邪を起こす4種類のコロナウイルスが知られていますが、そういったウイルスにかかると新型ウイルスに対する交差免疫ができるのではないかと考えられています。
新型コロナウイルスと数年は付き合う必要-生活リズムは大事 ここで誰でも思うことは、何らかのコロナウイルスに感染したことがあると新型コロナウイルスにもかからないのですね、ということになるのです。
しかし残念ながら、そこのところはよく分かっていません。
リンパ球は無数のクローンからなる細胞で、1つの細胞は1種類の抗原の受容体を持っています。例えば細胞に、あるコロナウイルスが結合するとこのクローンだけがどんどん増えていく。
新型コロナにかかったことがない人もこのような細胞ができていることがあります。
しかし、問題はこの細胞が我々の体にとって良いことをしてくれるのか、悪いことをするのか。つまりコロナウイルス反応性の抗体を持っている人が新型コロナになりにくいのか、それともなりやすいのかということは残念ながら分かっていません。
なぜ分からないのかというと、新型コロナウイルス感染症の発症率が低く、感染のひどい国でも1000人に数人程度しか感染しないからです。
こういう研究はこれまで百人単位でしか行われていないので、百人単位で見ているとコロナ感染症は出てきません。
よほど感染のひどい国でも数万から数十万人以上の人を調べないと、こういうコロナ反応性のT細胞を持っている人がコロナにかかりにくいのに重症化しやすいのか、コロナにかかりやすくて重症化しやすいのか、は分かっていない状況にあります。
おそらく私たちの何割かはコロナウイルスに対する免疫をある程度持っているが、それが良いように働くのか悪いように働くかはまだ分からない。
従って私たちはこのウイルスに対して注意深く付き合わないといけない――と私は思います。
この新型ウイルスに対して"集団免疫" 集団免疫は簡単にはできないと考えられるので、おそらくこのウイルスとは数年は付き合っていかなければならないでしょう。 では我々はどうしたらいいのでしょうか。
コロナウイルスを避けるために必要な基本的なことをしっかりした上で、体の免疫力を維持することが大事です。そのために最も大事なことは生活リズムを崩さないこと。
体内時計がうまく刻むようになると、食欲が出て、夜もよく眠れ、同時に免疫力も維持できます。もう1つ、体を動かすことも非常に大事です。体を動かすと骨や筋肉を使います。
実はこの免疫力の維持に大事な免疫調整物質は筋肉と骨からたくさん作られています。
しかも運動をすることによってそれら多く作られることが分かっています。
最後にもう一つ、コロナに関して正しい知識を得ること。
それが「怖がらずに恐れる」ということになります。
筋道を立てて考える習慣をつけることが、このウイルスに対しては最も大事なことです。
それができると、自分自身に「アラート」を出せ、自分の身は自分で守ることにつながると思います。
当面は我々自身が然るべき努力をすることによって、ウイルスと付き合っていく――ここが一番大事だと考えています。
(内城喜貴/サイエンスポータル編集部) 宮坂昌之 大阪大学免疫学フロンティア研究センター招へい教授、大阪大学名誉教授
宮坂昌之氏プロフィール
長野県上田市出身。京都大学医学部卒業。オーストラリア国立大学ジョン・カーティン医学研究所PhD。スイス・バーゼル免疫学研究所で研究生活を送った後、東京都臨床医学総総合研究所・免疫研究部長。1994年."大阪大学">大阪大学医学部バイオメディカル教育研究センター教授、99年大阪大学大学院医学研究科教授。 現在、大阪大学免疫学フロンティア研究センター招へい教授、大阪大学名誉教授。著書多数で近著は「新型コロナ7つの謎-最新免疫学からわかった病原体の正体」
(「ブルーバックス」・講談社刊)
寒いですねえ。
コロナでは、日本全国が大変な事になっています。
まして、イギリスのコロナウィルスは変異種が出て感染力が更に強くなっているとか?困りました。
ところで、家内が感染してからと言うものの、私達夫婦は陽性になり家族全員がマスクをしていなかった事と、次女は至近距離に居たにも関わらず、2回のPCR検査の結果でも陰性だったのが驚きでした。
この事から、世間では感染力が強いとされていますが、さほど感染力が強くないのではないかと思いました。
その証拠に職場の同僚が感染してなかったので、そうかも知れないなあと思っています。
次女が感染する様であれば、職場の同僚も感染するはずですし、逆も又しかりで、職場の同僚が感染するなら、次女も感染するはずですから、密室とか、咳やくしゃみ、大声出すとか?等の飛沫拡散やマスクの有無、その他の色々な条件がそろった時に感染するのではないかと思いました。
家内は週に2回老人ホームで働いていて、主に火曜日と木曜日に出勤でした。
家内が感染したのが、11月26日木曜日あたりではないかと考えています。
と言うのも、老人ホームで感染が発覚したのが11月28日土曜日、これは入居者が病院へ通院しているのですが、病院でクラスターが発生した為に通院している入居者が知らずに感染してしまい、老人ホームでも更に他の入居者や職員にも感染して、家内も11月26日辺りで感染した事になります。
と言うことは、老人ホームが感染が発生したのは11月22日前後より発生した可能性が高い事になります。
これらを知ったのは、12月1日火曜日に家内が出勤して朝に知らされました。
そして、朝一番に唾液検査をして、陽性が判明したのが12月3日です。
その報せを受けたのが12月3日のお昼の1時半頃、すぐに職場へ知らせて早退しました。
その日の夕方5時頃から微熱が出て筋肉痛や咽喉痛など、発症し、私も陽性だなあと確信しました。翌日の検査を受けてやはり陽性でした。
おそらく、私達夫婦は同じ寝室で別々に寝ていますが、部屋を暖める意味では密室に近い状態であり、家内は咳をしていたと言いますので、私はその飛沫拡散を長時間晒されて感染した事になります。次女は別室に居ましたので、感染しなかったのでしょう?
ですから、寝室での感染以外ではマスク無しで至近距離にいたにも関わらず感染しようが無かった事になります。
飛沫感染を受けるのは、その飛沫が相手の口元に届く事が条件になりますが、実際には咳・くしゃみでない限り、通常では相手の口元に届かず、相手の口元より下の方へ流れる様に落ちるのではないか?と考えられます。
だからマスクしなかったにも関わらず、感染しなかったのではないかと考えられます。
感染者の中に重症化して亡くなる方もいれば、我々の様に軽症で済みましたが、後遺症に悩む方も居れば私達の様に後遺症が無いケースもあります。
こう言うのは、まるでロシアンルーレットの様ですが、軽症で済んだ方は基本的に7種類もあるというコロナウィルスの中で一番軽いウィルスかも知れない可能性もあります。
私達の様に後遺症に見舞われていないのは、毎日身につけているエイトスターダイヤモンドのお陰かも知れません。
エイトスターダイヤモンドは、世界で初めて完璧なカットが完成したダイヤモンドで1985年に誕生しました。
その結果、EAVと言う電子鍼灸器でリンパ系・神経系・血液循環・アレルギー系・臓器の変性・内分泌系・脳の7カ所だけを測定した時、ここが全て「50」の場合には、五臓六腑含め、身体の全てが50になることをつき止めている様です。
この「50」の状態は、自然治癒力が最も発揮されやすい状態を示し、55以上は気の病、47以下は身体の病であることが解明されています。
(55~64)の状態が最も多く、現代人の大人の平均値で、8歳位までの子供はほとんどが50であると言われています。
一般の大人で、全て50の中庸の人は1000人に1人くらいの割合ですが、皆人生の達観者のように落ち着き、柔らかい気をしていて、更にその気が深くなると他の人々をも癒すエネルギー体にまで進化すると言われています。
更に、特筆すべき事は、エイトスターダイヤモンドの意識指数が少しずつ高まり、今までの宗教の意識指数が最高でも1000止まりだったのですが、2011年にエイトスターダイヤモンドの意識指数が1000よりはるかに凌駕する無限大に進化しました。
このエイトスターダイヤモンドを身に着けていたら、自然治癒力が最も発揮されやすい状態ですから、感染しても回復が早いのではないかと思われます。
事実、私の場合は回復がとても早かったので、このダイヤモンドのお陰かなとつくづく思っています。
実に有難いダイヤモンドです。
これも引用掲載させて頂きます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ba3552af0c9cf4efe12776fba2e9b85af01a3a8
↓
感染者数が欧米の数十分の一でも医療の逼迫が叫ばれる日本。
背景には、ほとんどの病院が新型コロナ患者を受け入れられないという実情がある。
その原因の一つは、厚労省が新型コロナを指定感染症1、2類相当の扱いをしていることなのだという。
元金沢大学医学部講師で医学博士の山口成仁氏はこう提言する。
「政府がすべきは、感染症法上の扱いを5類に変えることです。そうすれば保健所への届け出義務がなくなり、医療現場も現行のような重装備をせずに対応できるようになり、負担がかなり軽減します」 東京脳神経センター整形外科、脊椎外科部長の川口浩氏も今の2類相当から格下げすべきだと訴える。
そこにこそ医療が逼迫する原因がある、というのだ。
「テレビでは毎日、医療現場の逼迫が報じられ、医師や看護師も窮状を訴えています。彼らの置かれた状況は、まさにあの通りだと思います。しかし、日本全国の医療機関が、メディアが報じるような窮状にあるわけではありません」
どういうことか。 「現在、新型コロナの患者を受け入れているのは、公的医療機関と志が高く体力にも余裕がある一部の民間病院で、ほとんどの民間病院は患者を受け入れられていません。新型コロナが指定感染症1、2類相当で、致死率50%のエボラ出血熱と同じ扱いにされている影響が大きいです。医療機関は科学的根拠と無関係に、感染法上の規定でエボラ出血熱並みの対応を求められ、一般患者はエボラ並みの患者が通院、入院している病院は避ける。すると病院の収益は減って、経営が破綻してしまう。だからごく一部の病院にのみ、負担がのしかかるのです」
1、2類相当を維持する必要がない理由だが、 「厚労省発表の新型コロナの致死率は、分母をPCR陽性者数、分子を新型コロナ感染による死者数として計算されています。ですが検査で偽陰性になった人や、検査を受けていない人を含めれば、分母は大きくなります。また、重度の基礎疾患を患った高齢者が発熱し、PCR検査を受けてたまたま陽性だった場合も、そのまま亡くなれば、コロナが直接の原因でなくても“コロナ死”として扱われます。ですから分子も、もっと小さい可能性があります」
厚労省発表の致死率は1・4%。だが、実際はその10~100分の1ではないか、という声が、現場の医師の肌感覚だという声も。その程度の感染症なのに、 「現場の発熱外来では、新型コロナの疑いでPCR検査を勧められて、検査を拒否する患者もいます。もし陽性だったら、隔離されるだけでなく、濃厚接触の疑いがある職場の人や家族の社会生活にまで、影響をおよぼしてしまう可能性があるからです」 と川口氏。
指定感染症の解除に慎重なばかりに、かえって感染が広がる素地ができるとは皮肉である。
医療機関の間で負担の違いが
「2009年に新型インフルエンザが流行したときも、当初は指定感染症2類相当とされていましたが、従来のワクチンやタミフルなどの治療薬が有効だとわかってから、5類に格下げされた。今回も近くワクチン接種が始まり、アビガンなどの治療薬も承認されるでしょうから、そろそろ2類から格下げするタイミングではないでしょうか」 と、川口氏は続けるが、それを菅義偉総理が決断できなくても、国民に負担を押しつける前に行うべきことは、まだまだある。
「今の医療体制を見ていると、災害時と同様、日本が抱えていた制度上の問題が浮き彫りになっているという感じがします」 と話すのは、医師免許を持ち、医療に関する法制度に詳しい、東京大学大学院法学政治学研究科の米村滋人教授である。
「日本では医療法上、病院の監督権限を持つ都道府県知事が、各医療機関が提供する医療内容に関し、指示や命令を行うことが認められていません。国公立病院など公的医療機関であれば、国や自治体が事実上の指示を行えますが、民間医療機関に対しては“要請”止まりです。そのうえ、日本は民間病院が全病院の81%を占め、病床数で見ても全体の70%に上る。一方、ヨーロッパは、イギリスやフランスはほとんどが、ドイツも半数は公的医療機関です。この差が、日本の数十倍から100倍の感染者が出ても、医療崩壊を起こさない原因の一つです」
結果として、 「一部の医療機関のみが大幅な設備変更や医療スタッフの再教育を行って、新型コロナ患者を引き受け、医療機関の間で負担の大きな隔たりが生じています。また、医療機関に人員を派遣する公的な措置なども行われなかったため、受け入れ病院では感染症患者の治療に不慣れな人も含め、継続的にコロナ対応せざるをえず、医療従事者間でも負担の偏りが生じている。一方、コロナ患者を受けいれていない病院は、患者数が減少して人員過剰になっているところも多いのです」
赤字で患者を受け入れられない
だが、医療法を改正するにも、臨時国会はすでに閉会してしまっている。
「医療機関側で変えられるところを変えていくしかないでしょう。たとえば、地域の行政や医師会が中心になって、医療機関同士の協議の場を設け、地域単位で機能分担や負担の平等化を図る。コロナ対応をしない病院は他疾患患者の受け入れを大幅に増やせば、負担が軽減されるでしょう。また、コロナ対応をする病院に、外部から人員を派遣することも、病院の機能維持のために必要です。その際、派遣に協力してくれた医療機関や個人にお金を払うことも考えられます」
そして、こう結ぶ。 「民間病院はここ何年も医療費などが削られ、赤字でかつかつのところが多い。新型コロナ用に大幅な設備変更をして、患者を受け入れるのは難しい。だから政府は、受け入れ病院を増やすためにお金を投じていくことも考えるべきです。これまで持続化給付金やGoToなど、近視眼的なお金の使い方しかしていません。菅総理は“全力で”と言いますが、本当にやるべきことがわかっているのか疑問です。テレビでも医師や看護師が窮状を訴える様子が報じられていますが、彼らも思いが政府に伝わらず、歯がゆいと思います。彼らの悲鳴は“感染者をなんとかしてくれ”ではなく、“自分たちの状況を把握したうえで、改善してくれ”ということなのですから」
月給50万円でも看護師が集まらない
たとえば、コロナ専用病院を作るのも一案だろうが、大阪ではコロナ重症センターが新設されても、月給50万円では看護師が集まらないという。
堀江貴文氏は6日、TBS「サンデージャポン」で「(報酬が)5倍あったら、行く人は行くと思う。そういうふうにしないかぎり、絶対に逼迫しますよね」と語った。
あながち外れていないのである。
元厚労省医系技官で医師の木村盛世氏も言う。
「スウェーデンでは病院のほとんどが公的機関ですが、コロナ対応に当たった医師には2倍の給料が支払われます。現状では、コロナに対応して自分のクリニックが閉鎖に追い込まれる危険性があるのに、協力する医師はいません。日本なら3倍の給料を支払って、医師を集めることを考えてもいいはずです。そういう努力をせず、緊急事態宣言が発出されるようでは2021年もお先真っ暗です」
GoToに1兆数千億円、持続化給付金に5兆円を用意できたのだ。
しかも、後者は詐欺や不正で受け取った人が自主返納した額だけで、64億円に達するという笑えぬ状況だ。
「申請が非常に簡易なうえ、国側が支給のアクセルを踏みっぱなしで、ブレーキをまったく踏んでこなかったのは問題で、注意喚起を促したのは8月末から」(詐欺事件に詳しいジャーナリストの多田文明氏)
そうして費やした金額にくらべれば、病院を助けるための予算など微々たるものだろう。
だが、病院にお金を投じる以前の問題を指摘するのは、東京大学名誉教授で食の安全・安心財団理事長の唐木英明氏で、 「まだいくつかの都道府県では軽症者まで入院させているので、人手が足りなくなるのは当たり前です」 と言って、続ける。
「まず軽症者、無症状者はホテルや自宅に、という原則を全国に徹底させる。そのうえで、感染症指定病院からあふれ出した患者を受け入れてくれる個人病院を、最大限支援していくことです。軽症者はインフルエンザと同じ感染症対策でいいので、町の医者でも問題ない。ただ、一般の開業医や看護師さん自身、コロナを怖がってしまっているのが問題で、それは感染の恐怖だけでなく、風評被害への恐怖でもある。人間の本能として、危ないというニュースは、聞き逃したら死んでしまうかもしれないので、絶対に目を引かれます。でも、安全だというニュースは、聞き逃してもリスクがない。そこに乗じて、テレビはコロナが“危ない”と語る人を集めて煽り、政治家に力がないので、国民はテレビに流され、政治家から離れていく。しかし、医療関係者が言うことを片方に、経済やリスクの専門家が言うことをもう片方に置き、二つのバランスをとるのが政治の役割です」
GoToも良い面はある。
だが同時に、医療逼迫の真の原因、感染症法上の位置づけや医療法の不備を正す。
インフルエンザがないに等しい今年は、新型コロナを実情に即して扱えば、むしろ医療に余裕ができるはずだ。
抜本的是正に時間がかかるなら、まずは予算を病院の支援に回す。
できることは山ほどあろう。
旅行や会食をターゲットにし、恐怖で煽って行動を制限しようとする「専門家」とだけ政治が与(くみ)し、倒産や自殺に結びつけるなら、コロナ禍は人災そのものである。
「週刊新潮」2020年12月17日号 掲載
皆様、今晩わ
大変重要なので、記録の為、引用掲載させて頂きます。
↓
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20201219-00213318/
自費でPCR検査を実施できる民間の検査センターが次々とオープンしています。
行政検査の対象外となるような方にも選択肢ができるという意味では良いことだと思われますが、いくつか解決されるべき課題があります。
自費のPCR検査センターでの検査が陽性だったが対応がとられず重症化した事例
最近は自費のPCR検査センターで検査した後に医療機関を受診される事例が増えてきました。
その中で問題のある事例がありましたので(個人が特定できないよう年齢・性別などを変えて)ご紹介します。
70代の女性が1週間前に自費の検査センターでPCR検査を行い、翌日に陽性の結果が返ってきました。
ご本人は自覚症状がなかったため陽性という結果に驚いたそうですが、検査センターからは特に受診の指示などはなかったそうで、自宅で様子を見ることにしたそうです。
徐々に症状が出現し、息苦しくなってきたため病院を受診したところ、体内の酸素の数値(酸素飽和度 SpO2)が70%と大きく低下していました。
SpO2の正常は98〜100%で、一般的に94%以下では酸素欠乏とされ酸素吸入が必要な状態です。この方はすぐに入院し人工呼吸器を使用し重症管理が必要な状態になりました。
院内で行ったPCR検査はやはり陽性でしたので、保健所にも届け出を行いました。
新型コロナの呼吸不全は「幸せな低酸素症"happy hypoxia"」と呼ばれるほど、体内の酸素が極度に低下していても自覚症状が強く現れないことがよくあります。
この患者さんもこのhappy hypoxiaにあったと考えられますが、来院した時点ではすでに「重症」の基準を満たす状態でした。
新型コロナでは発症からしばらくはウイルスが増殖している時期にあり、この時期にレムデシビルなどの抗ウイルス薬を使用することで重症化が防げる可能性があります。
しかし、重症化してしまった病態では、すでにウイルスの増殖ではなく過剰な炎症反応が主病態になっており、この時期には抗ウイルス薬は無効であり抗炎症作用を持つステロイドなどが使用されます。
前述の患者さんは、保健所に届けられていれば高齢者ですので現在の東京都の基準ではすぐに入院できて適切な治療を受けることができていたはずです。
しかし、自費のPCR検査のみ行われ保健所に届けられなかったため、重症化するまで入院できずに治療の機会を逃してしまったことになります。
検査センターでの課題は?
症状がない・濃厚接触歴がないなどの理由で行政検査の対象にならない方にとっては、自費でPCR検査が行える検査センターは良い選択肢となりえますが、陽性であった場合にきちんと保健所に届け出がされ、陽性例がそのまま放置されることがないようにしなければなりません。
厚生労働省は、
医師による診断を伴わない検査を提供する検査機関においては、あらかじめ提携医療機関を決めておき、被検者本人の同意を得た上で、検査結果が陽性となった者については、速やかに提携医療機関等に検査結果を連絡し、検査機関または提携医療機関等から被検者本人に対して、受診を推奨してください。
提携医療機関がない場合には、利用者に受診相談センターまたは医療機関に相談するよう促してください。
と注意喚起しており、適切に陽性例の対応がとられている検査センターが多いとは思うのですが、全ての検査センターで対応が徹底されることが望まれます。
また、検査センターでの陽性例には、医療機関で再検査すると陰性という「偽陽性」の事例も散見され、精度管理も課題と言えるでしょう。
これから検査センターでPCR検査を受けようと思っている方へ
これから検査センターでPCR検査を受けようと思っている方は、以下の点にご留意ください。
・発熱や咳などの症状や新型コロナ患者との接触歴がある場合は、行政検査の対象になる可能性がありますので、身近な医療機関に相談してください
・医師の判断の伴わない検査センターでのPCR検査で陽性だった場合、必ずその旨を事前に伝えた上で医療機関に相談してください
・PCR検査が陰性であった場合も「新型コロナではない」とは限りません。陰性証明書が感染対策をしなくてよい免罪符になるわけではない点にご注意ください。
安価な自費でのPCR検査が広がることは基本的には良いことだとは思いますが、検査センターの特徴・特性を理解した上で利用するようにしましょう。
↓
微熱とともに、のどの痛みや咳が止まらない。風邪なのかコロナなのか、検査を受けるまで何とも言えない。そんな時、闇雲に手持ちの市販薬に頼ってはいけない。取り返しのつかない症状を引き起こすおそれがあるのだ。
3月14日、フランスのベラン保健相はツイッターで、〈イブプロフェンなどの成分を含む解熱剤は、コロナウイルスの症状を悪化させる恐れがある〉 などと発信。これに呼応するかのように17日、WHOの報道官も、〈家庭で服用するならイブプロフェンでなく(抗炎症作用の少ない)アセトアミノフェンを〉そう述べていたのだが、WHOはその後「イブプロフェン服用を控えるよう勧告はしない」と“軌道修正”するなど、混乱が続いている。
さる薬剤師によれば、「イブプロフェンは『イブクイック頭痛薬DX』『ノーシンピュア』『ナロンエース』など多くの市販の解熱鎮痛剤に含まれていますが、これまでもインフルエンザの時にイブプロフェンを服用することでインフルエンザ脳症を引き起こすリスクがあると指摘されてきました」
その“代用品”としてWHOが推奨したアセトアミノフェンは市販薬「タイレノールA」「新コンタックかぜ総合」などで知られる。
浜松医療センターの矢野邦夫副院長が言うには、「新型コロナは歴史が浅いので、投薬によってどんな作用が起きるかわかりません。副作用が少なく安全なアセトアミノフェン以外の解熱剤や鎮痛剤は、使いたくないのが正直なところです」
肺に穴が…
さらに、薬学博士で近畿大薬学部元教授の松山賢治氏はこう指摘するのだ。
「イブプロフェンだけでなく、新型コロナ感染が疑われた時には、同じ非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)であるアセチルサリチル酸を含む『バファリンA』や、ロキソプロフェンを含む『バファリンEX』『ロキソニンS』なども避けるべきでしょう」
ウイルスが体内に入ると、感染した細胞を攻撃するため、白血球などの免疫系細胞がサイトカインというたんぱく質を放出するのだが、「NSAIDsを服用することで、この放出が過剰に起こり、免疫が働きすぎて健康な細胞まで攻撃してしまう『サイトカインストーム』を引き起こす危険があるのです。新型コロナ患者の場合は肺の組織が破壊され、肺水腫や、さらに進んで肺に穴が開き死に至ることもあり得ます」(同)
2003年のSARS流行時、香港では多くの若年層がサイトカインストームで亡くなっている。ゆめゆめ“素人判断”でコロナに立ち向かってはならない。
特集「『コロナ戦線』異状あり 罹ったと思ったら飲んではいけない『市販薬』一覧」より